研修制度

新人研修(2.配属先研修)

新人研修は入社時研修で終わりではありません。
配属後は一人ひとりに先輩スタッフが指導者になってOJTによる研修が行なわれます。 OJT(On-the-Job Training)とは具体的な仕事を通じて、仕事に必要な知識・技術などを習得する活動です。サンスクエア沼南グループでは「実践能力開発プログラム」という当法人が独自開発したプログラムにしたがって学習していきます。

中途採用者研修について

1. 実践能力開発
プログラム

このプログラムによって、職種ごと、段階ごとに身につけた能力を客観的に評価できます。
指導者は各段階の目標を達成するよう、責任を持って指導します。基礎となる部分から始めて、徐々に知識、技能を深めていく事で、利用者と過ごす時間をより楽しく有意義なものにしていきます。
指導者も、新人のときにはこのプログラムにより研修を受けています。先輩として、悩むところや、困ること、つまづきがちなところ、など体験していますので、親身の相談相手になれます。

実践能力開発プログラム:老健の介護職の例

目標 Level 1
  • ・介護技術を習得し、正しく実施できる
  • ・社会人としてのマナーを身につける
目標 Level 2
  • ・気づいた事を報告し、情報公開する習慣を身につける
  • ・勤務に応じ、所要時間内に業務を終了し報告ができる
目標 Level 3
  • ・コミュニケーションの取り方を学習する。
  • ・相手のベースに合わせることができる。
目標 Level 4
  • ・入所者の急変時の対応が指導の下にできる。
目標 Level 5
  • ・まわりの環境が入所者に及ぼす影響の判断ができる。
  • ・必要な情報収集ができる。
目標Level 6
  • ・ケアプランを立案し、自分なりの工夫が出来るようになる。
  • ・その場の状況判断ができ、適切な対応ができる。

2. 新人ミニ勉強会

新人ミニ勉強会 新人ミニ勉強会

一人ひとりが日頃の仕事で気づいた、利用者の方が不便に感じていた事や、業務上の不具合を実際に対処して、その経過を学術委員会の主催で発表します。
その過程で指導者から、専門性について最低限の知識とその学び方、「理解力」「まとめる力」「伝える力」「なぜかと疑問に思う姿勢」が身につくよう指導していきます。

実践能力開発プログラムの感想

「実践能力開発プログラム」を修了した職員(弓場さん)と、指導に当たった職員(森岡さん)のコメントです。

  • 老健サンスクエア沼南 弓塲知美さん

    老健サンスクエア沼南
    弓塲知美さん

    「実践能力開発プログラム」では技術的な事も勿論ですが、利用者の方やご家族に対する姿勢についても学べたと思います。 元々人に話しかけるのが苦手でしたが、ご家族は利用者の方の様子を知りたがっている、ということがわかり、指導者にも励まされ、自分から積極的に話しかけるようにしていきました。

  • 老健サンスクエア沼南 森岡結花さん

    老健サンスクエア沼南
    森岡結花さん

    当時は私もまだ入社3年目で、指導といってもどうしたら良いのだろうかと、思っていました。 理論立てて説明しないと、得心してもらえませんので、自分のこれまで身につけたものを改めて見直し、質問されて答えられない事は調べたりしました。 ここができていないとか、もう少しこうしたほうが良い、といった「伝え方」については先輩スタッフに相談し、私自身も成長できたと思います。

中途採用者研修について

サンスクエア沼南グループでは、中途採用者の方を対象とした研修も行っています。
研修内容は新卒者と基本的に同じです。 入社後、始めに現場で基礎を学ぶ「3週間実習」を行っていただき、所属に配属後は、段階を踏んでスキルアップしていく「実践能力開発プログラム」に取組んで頂きます。

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